借金まみれになる人の特徴

自尊心が高く、人より優位な状況になっていないと気が済まない人、自分を大きく見せようとする性格の人は、身の丈以上を超えたお金の使い方をしてしまい、手元に現金が不足して借金をしてしまいがちです。

お金に余裕がないのに部下や後輩に奢って、男性だと身分不相応の高級自動車に乗り、女性だと高級ブランド品で身を飾ります。給料の範囲内で収まるうちはよいのですが、徐々にエスカレートして借金を積み重ねてしまいます。

自分の意思で物事を決めるのが苦手で、周りに流されやすい人は借金を負いやすいです。

優柔不断だと散財することが多い為に、今回だけと言って借金をしてしまいます。

経済的に余裕がないのに、飲みに誘われたら必ず行く、旅行や高級レストランでの昼食会などに必ず参加をする。ギャンブル好きの人からパチンコや競馬に誘われることもあります。

そのようなときに、簡単にお金が借りれることに味をしめて、繰り返し借り入れをすることで借金まみれとなる人も多いです。

借金まみれになる人は、どちらかというと「借金があっても何とかなる」といった楽観的な性格の持ち主が、借入を繰り返すケースが多いようです。

借金まみれになる人は、とにかく現実をあまく見ている所があり、根拠もなく何とかなると思っています。もともと将来に対する見通しがあまく、備えが不足している為にお金を借りる事態になった人によく見られる特徴です。

中には借金まみれになっても、まだ現実を見ることができない人もいます。このタイプを説得するには骨が折れるのですが、客観的な数字を出して理詰めで現実を分からせる他に手はありません。

だらしない性格で計画性がない人は、目先のことしか考えず後々の影響を考えないので、一時的な感情でお金を使ってしまい借金まみれになりやすいです。

自分の収入がいくらあって、生活費にどれくらい使っているか把握していない人は、つい本来の経済力以上に支出がかさみがちです。

たとえば、たまたま見かけたブランド品が欲しくなり、月の給料ほどの金額で購入するなど計画性のない買い物をしたりします。

お金の管理ができない人は、往々にして借金をした後も家計と返済額のバランスや返済計画をきちんと立てられず、借金を重ねてしまうのです。

趣味に使うお金には糸目をつけない人。新発売や期間限定品、流行っている商品をつい購入してしまう人。ネットを閲覧していて余計なものを購入してしまう人。そのように欲しいものがあると我慢できずに、クレジットカードで安易に欲しい物を購入するという方は要注意です。

クレジットカードで買い物をした場合は、一括払いと分割2回払いまでは金利手数料なしで買い物ができますが、分割払いの回数が3回以上だと、実質年率で15％ほどの貸付金利を取られてしまいます。

クレジットカードでの買い物は借金をしているという感覚がない人が多いですが、実態は借金なので、クレジットカードを多用すると借金まみれになってしまいます。

また、頻繁に飲み会へ参加している人も注意しましょう。一度に使用する金額は低くても、浪費癖があると気づかぬうちにお金がなくなり、借金をしなければならない状況に陥る可能性があります。

生活水準が高いとは、支出が多いことを意味します。たとえば、収入に合わない家賃を支払っていたり、食費が異常に高かったりする場合は注意が必要です。

十分な収入がある場合は問題ありませんが、一度上がった生活水準はなかなか下げることができません。

収入が以前より低くなっているにも関わらず、以前と同じ生活を続けていると、支出が収入を上回り、借金へとつながる危険性があります。

ギャンブルは依存性が強く、負けると取り返そうとしてついお金を使い過ぎてしまいます。パチンコや競馬、競艇などのギャンブルが好きな人は借金まみれになりやすい人の最たる特徴の一つです。

過去にたまたまギャンブルで勝ってお金を増やした経験がある人は、負けた分を取り戻そうとした結果、大損する場合が少なくありません。

適度に遊ぶ分には問題ありませんが、借金をしてまでギャンブルを続けるといつか破産します。

生活費を趣味やギャンブルにつぎ込んでお金を擦ってしまったり、リストラされて収入がなくなったりしたことを家族に隠すために嘘をつき、お金を借りて帳尻を合わせてごまかそうとするケースは少なく無いと聞きます。

人間とは愚かなもので、一度嘘をついてしまうと本当のことを言い出せなくなり、真実を隠すためにまた借金を重ねて泥沼に陥ってしまうのです。

信頼できる親族や友人がいれば、大きな借金になる前に相談して、一時的にお金を貸してもらって問題を解決できる可能性もありますが、相談相手がいなくて解決策を見いだせないという人がいます。

誰も頼れる人がいないと自力で何とかしようとして、結果として借金を繰り返してしまいます。

借金は時間経過とともに、貸付利息が加わるために、どんどん膨らんでしまいます。

何とかしたいと悩んでいる内に、時が過ぎて同仕様もならない状況に陥る場合があります。

ギャンブルや飲酒は家計を圧迫する要因なので、出費がかさんでいるなら控えるよう努めるのが望ましいですが、それが既に依存症を患っている人は、依存している物を購入する為にお金の借り入れを繰り返します。

自力でのコントロールが難しく借金を繰り返す原因になるため、早めに専門機関で治療すべきでしょう。

借金への罪悪感がなく、自分の収入や生活に見合わない買い物を平気でしてしまいます。

また、安易に友人や知人からお金を借りるという借金癖がついている人は、周囲からの借り入れだけで終わることはまずありません。

周囲の人からお金を借りられなくなったら、次は消費者金融などからもお金を借りて、最終的には借金まみれとなり、首が回らない状態となってしまいます。

事業などで借入を繰り返して借金まみれになる人に多いタイプです。

借入が膨らんでいることが分かっていても、何とか事業を立て直そうと足掻き続け、結果ますます融資残高が膨らんでいきます。

今の事業を立て直せる目途がたっていないなら、上手くいっていない事をきちんと受け止めて規模を縮小するなり、一回事業をたたんで別なジャンルへの参入を考えるなど、頭を切り替えましょう。

借金まみれにならないためには、事業を諦めるのでは無く一度リセットする方向で考えることが必要です。

支払い日に入金するお金がない時、借りて返すという事を繰り返しているなら危険です。

支払いのためのお金を借りるというのは、借金まみれに向かっていく最悪の方法です。

もともと生真面目な性格な人は、支払いが遅れることを恐れるあまり、こういった行動を取ってしまい、借金まみれになる傾向があります。

もし返済するお金がないのなら、金融機関に理由を話して待って貰いましょう。

それで暴言を吐かれたりするようなら、監督官庁に苦情を申し立てましょう。

業者は行政処分を恐れていますので大人しくなります。

借金になる原因は基本的に、支出が多いか収入が少ないかの2つです。収入が少なく生活が困難になると、借金をする可能性が高まります。

東京など家賃や物価が高い地域では、きちんとお金の管理ができて浪費癖もなくても、そもそも収入が少ない状態では最低限の生活すらままならず、やむなく借金をしてしまうケースもあります。

また、勤めている会社の経営状況が悪く職を失った人や、働くことが困難な人は収入が少ないため、借金をする人も少なくないでしょう。

家賃や水道光熱費、通信費が払えなくなりそうな場合に借金をすると、つい繰り返し借金をしてしまいます。すると、借金が増えていき利息の支払いで収入の大半を失う可能性もあるでしょう。

支出を見直してもこれ以上切り詰める部分がなければ、転職や副業によって収入を増やして、物価の安い地方に引っ越すといった対策を検討すべきです。